背景・経緯

竹中工務店は、BIMを中心とした業務スタイルに転換している。BIMモデル上で整合性や干渉を確認し、複合図や総合図などを作っていく。そのうえで、監理者・発注者への施工図承認や確認には従来の2D図面を使っている。詳細は建設IT 導入事例(新しいタブで開きます)で報じられている。

建設業界では、図面チェックが大きなボトルネックとなっている。紙図面に赤ペンを入れる感覚で図面チェックを行うことが多く、時間がかかる作業となっている。さらに、図面の修正過程をリアルタイムに共有することが難しく、若手の技術伝承にも課題がある。

詳細・ポイント

BuddyBoardは、図面ナレッジプラットフォームであり、AI図面比較機能やオンライン会議システムとの連携など、さまざまな機能を備えている。竹中工務店は、BuddyBoardを導入し、図面チェックをDX化。約2割の時間短縮を実現した。

BuddyBoardのAI図面比較機能では、新旧の図面をAIが自動で照合し、変更箇所をハイライト表示する。さらに、図面全体の位置の移動やスケールのズレについて自動で補正を行うことで、実務者が確認したい「意味のある変更」だけをスピーディーに確認できる。

業界への波及効果

BuddyBoardの導入は、建設業界全体に波及効果をもたらす。ゼネコンや設計事務所、施工管理者など、関係者全体が図面チェックの効率化を実現できる。さらに、BIMと紙図面文化の両方の強みを生かしたDX化が進むことが期待される。

実務者のアクション

実務者は、BuddyBoardの導入を検討することが重要である。さらに、オンライン会議システムとの連携やAI図面比較機能の活用など、BuddyBoardの機能を十分に利用することが必要である。若手の技術伝承にも、BuddyBoardの活用が期待される。