背景・経緯
新型コロナウイルスの流行により、多くの企業がリモートワーク環境の整備に追われた。三井情報は2018年から社内システムのクラウドサービス対応を進めていた。認証基盤はオンプレミスにあるActive DirectoryとクラウドサービスのAzure Active Directory(現Microsoft Entra ID)を併用する形を採っていた。
具体的には、Microsoft 365への移行を完了させていただけでなく、MDMである「Microsoft Intune(インチューン)」への端末登録も全て完了していた。Windows Updateによる更新プログラムの適用についても、社内のWSUS(Windows Server Update Services、ダブルサス)に接続せず、リモート環境で更新できるようにしていた。
詳細・ポイント
Windows Updateの不具合により、Intuneへの接続ができなくなった。原因は証明書の定例更新による削除で、修復すべきデバイスの把握が難しかった。具体的には、AzureADの証明書が更新された際に、Intuneとの接続が切断された。
業界への波及効果
この動きが建設業界全体に影響を及ぼす。ゼネコンや設計事務所では、リモートワーク環境の構築と管理が重要となる。専門工事業者では、クラウドサービスへの対応が求められる。
実務者のアクション
読者が「明日から」取るべき具体的なアクションは以下の通りである。
* ゼネコンや設計事務所の管理者は、リモートワーク環境の構築と管理を強化する。
* 専門工事業者は、クラウドサービスへの対応を進める。
* すべての実務者は、Windows Updateの不具合に注意し、定期的にシステムの更新と管理を行う。