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工期・稼働日数 計算ツール

着工日と実働日数から完了日を出します。土日・祝日・年末年始を除いた稼働日数と、 契約書に書く暦日数の両方を表示するので、「実働60日」が暦で何日になるかを その場で確かめられます。完了希望日からの逆算と、国交省の指針式(準備期間+実日数+不稼働日+後片付け期間)での 試算もできます。入力はブラウザ内だけで処理し、サーバーへは送信しません。

何を出したいか

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休日の決め方
週休

結果

着工日と実働日数を入れてください。

工期・工程の読み方につながる実務ガイド

このツールの前提になる考え方を、制度・用語の基本から整理した記事です。

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「工期」と「実働日数」は別物

契約書に書く工期は、着工から完成までの暦日です。建設業法第19条は、 請負契約の締結時に「工事着手の時期及び工事完成の時期」を書面に記載することを求めています。 一方、現場で「あと60日」と言うときの日数は、雨で止まった日や休みを除いた実働日数であることが多く、この2つを混ぜると 「実働60日と言っていたのに、暦では90日かかる」という行き違いが起きます。 このツールは、片方からもう片方へ換算し、内訳(土日・祝日・年末年始で何日休むか)まで出します。

国交省の指針は「4つの積み上げ」で工期を決める

国土交通省の「直轄土木工事における適正な工期設定指針」は、工期(実工期)を準備期間・施工に必要な実日数・不稼働日・後片付け期間に分けて設定する考え方を示しています。それぞれの定義は次のとおりです(要旨)。

  • 準備期間:契約上の工事の始期から、本体工事または仮設工事に着手するまでの期間
  • 施工に必要な実日数:日当たり施工量と数量、施工条件から算出される実働日数
  • 不稼働日:行政機関の休日と夏季休暇、降雨日・降雪期などの作業不能日、協議待ちなど現場状況による日数
  • 後片付け期間:機械・余剰資材・仮設物の片付け撤去、清掃などに要する期間

「指針式で組む」は、この4つを足し合わせて実工期(暦日)と完成日を出す計算です。 発注者側が公告前に工期を検討する場面でも、受注者側が「なぜこの日数が要るのか」を説明する場面でも、 同じ土俵で数字を出せます。なお、指針は国交省直轄土木工事を対象にしたもので、 建築工事や民間工事にそのまま適用されるものではありません。考え方の参照として使ってください。

数え方で差が出る4つの落とし穴

① 初日を入れるか入れないか

このツールは着工日を1日目として数えます(初日算入)。「着工日は数えない」慣行で積んだ工程表と 突き合わせると1日ずれるため、比較するときはどちらの数え方かを揃えてください。 着工日が日曜・祝日の場合、その日は稼働せず、翌稼働日が1日目になります。

② 祝日と振替休日

祝日は内閣府が公開している「国民の祝日・休日月日」に合わせています。振替休日と、 祝日に挟まれた「国民の休日」も含まれます。データは2025〜2027年分を収録しており、 範囲外の日付は土日と年末年始だけで数えます(画面に警告を出します)。 祝日は法律の改正で動くため、範囲外を使うときは最新の内閣府データを確認してください。

③ 年末年始は「行政機関の休日」

行政機関の休日に関する法律は、日曜・土曜・祝日のほかに12月29日から1月3日までを 行政機関の休日と定めています。公共工事の工期算定ではこの休日が基準になるため、 既定で年末年始も休みとして数えます(外すこともできます)。 もっとも、実際の現場の休日は受注者の就業規則や所定休日で決まる、と指針も注記しています。

④ 週休2日の「4週8休」

週休2日の水準は、指針では「現場閉所日数の割合が28.5%(8日/28日)」と定義されています。 土日を休む「完全週休2日(土日)」ならこのツールの既定設定(土日+祝日)に近い条件になりますが、 月単位・通期の週休2日では休みの取り方が変則になるため、稼働日数は現場ごとの休日カレンダーで 置き換えてください。週休2日を前提に工期を組むと、同じ実日数でも暦日は2割前後長くなります。

実務での使いどころ

  • 見積前に「実働◯日」を暦日に直し、契約書に書く工期の妥当性を確かめる
  • 工程表の各作業の日数が、稼働日ベースか暦日ベースかを揃える
  • 完了希望日から逆算して、遅くともいつ着手すべきかを関係者に示す
  • 工期変更の協議で、休日・降雨・協議待ちが何日効いたかを数字で説明する
  • 週休2日を前提にした場合に、工期がどれだけ伸びるかを事前に共有する

このツールが扱わないこと

  • 歩掛や日当たり施工量からの「施工に必要な実日数」の算定(国交省の工期設定支援システムの領域です)
  • 地域・月別の降雨確率による不稼働日の自動算定(過去の気象統計によります。手入力してください)
  • 余裕期間、工場製作期間、一時中止期間の扱い
  • その工期が法令上・契約上妥当かどうかの判断(「工期に関する基準」や個別の契約条件によります)

出典

計算は上記の定義と祝日データに基づく機械計算です。実際の工期は、契約条件・設計図書・ 現場の制約で決まります。数字はその材料として使ってください。